仕事をしていく中で、すべてが思い通りに行くという人はほとんどいないはずです。
誰でも、多かれ少なかれ問題を抱えながら、悩みながら働いていることになります。場合によっては、仕事を続けることが苦しくなることもあるでしょう。特に、仕事に就いたばかりで慣れないうちは、新しいことを学ばなければいけないので、場に溶け込まなければいけないと多くの課題を抱えているため、負担を大きく感じてしまいがちでしょう。そうなると、早期に仕事を辞めてしまうといったことにつながる可能性も出てきます。若者の会社への定着率が低くなっているのには、こうした原因があることでしょう。
もちろん本当に厳しい状況であったり、過重な労働を課されていたりする場合には辞めるという事も効果的です。しかし、数年乗り切れば必要な知識や技術が身につき、もっと楽に高いレベルの仕事ができる可能性もあります。その前に辞めてしまうのは、非常にもったいないと思います。
そのため、仕事に就く前に夢を持つようにしましょう。夢といっても、その仕事で何を実現したいのか、何を身に付けたいのかという形で仕事に絡めて具体的に考えておくといいでしょう。そうすることによって、辛い状況にあっても、これはゴールにたどり着くために必要なことなのだという形で頑張る気持ちがわいてくることになるでしょう。いつか報われるという事が、自分で理解できるようになるのです。夢もなく目標もない状態では、目の前のつらさが強調されてしまいがちです。まずは、仕事を通して実現したいことを考えることから始めてみましょう。